「終戦のローレライ」文庫版

3月に映画で上映される「ローレライ」の原作「終戦のローレライ」が待望の文庫化されました。今回は4分冊のうちⅠ、Ⅱの二つ、何しろ原稿用紙2800枚という大作で、原作者の福井晴敏氏の文章が 隙間がないうえに、難解なので読み進むのに時間がかかりました。ちなみに後半の文庫版Ⅲ、Ⅳは2月15日発売です。
太平洋戦争の終戦直前、ある密命を果たすべく潜水艦に乗った男たちの活躍する冒険小説です。
原作もですが、映画も面白そうです。
もうひとつの福井氏原作の「亡国のイージス」、これは現代の自衛隊の話ですが、こちらも映画化されます。まさに今が「旬」の注目の作家です。

終戦のローレライ(1) (講談社文庫)

終戦のローレライ(1) (講談社文庫)

終戦のローレライ(2) (講談社文庫)

終戦のローレライ(2) (講談社文庫)