今日読み終えた本

六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)

「第2回本屋大賞」一位の『夜のピクニック』(既読/当ブログ6月4日付日記に記載)の作者のデビュー作。
夜のピクニック』のカバー折り返しに「活字でこんなことができるのか。」という本書の紹介文があり、興味がわいて人から借りた。作品のなかで、高校の学園祭の劇の上演の場面があるが、そこなんかまさにその紹介文の通りだった。
巻末の「解説」には、なにやら「これこれは何々のメタファーだ。」などと、難しいことが述べられていたが、私は単純に自分の高校生時代を懐かしく思い出しながら読んだ。