今日読み終えた本

ハルビン・カフェ (角川文庫)

ハルビン・カフェ (角川文庫)

ハードボイルドはがんらい得意な分野ではないのであまり読まないが、『私が殺した少女』で直木賞を受賞した原籙の作品と本書の著者打海文三は例外で読む。
本書は’03年版「このミステリーがすごい!」国内編第5位にランクインされ、(ちなみにこの時の1位は横山秀夫の『半落ち』)かつ「第5回大薮春彦賞」受賞作ということで興味があった。
今回文庫化されたので読んでみたが、登場人物たちと物語のシチュエーションというか背景がかなり複雑で、すんなり入っていけなかった。
また人がたくさん残虐な方法で殺されすぎるのも私には意味の無いことのように思われて読んでいて辛かった。
やっぱりこの手のハードボイルド小説は苦手だ。