東野圭吾『容疑者Xの献身』で直木賞受賞

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

「第134回芥川賞直木賞」が今夜発表され、「直木賞」は東野圭吾の『容疑者Xの献身』に決まった。彼は本作が6回目のノミネート作品であり、今回やっと受賞にいたった。
(第120回候補作--映画化もされた『秘密』、第122回候補作--現在TVドラマ化され放送中の『白夜行』、第125回候補作--『片想い』、第129回候補作--『手紙』、第131回候補作--『白夜行』の続編『幻夜』)
本書は’05年「このミステリーがすごい!」をはじめ数々のミステリー&エンターテインメントランキングでベスト1に輝いた傑作であり、私も第一刷の発売時に購入して読んだが、深い感銘を受けた。(’05年9月16日付・当日記の読書記録に感想を記している。)
ミステリー、とりわけ私のような「本格パズラー」のファンにとって、今回ミステリーが直木賞を獲ったことは大変うれしいニュースだ。