今日観た映画---ダ・ヴィンチ・コード

wakaba-mark2006-06-05


今最も話題になっている映画である。世界的なベストセラー大作を2時間30分に
凝縮・映像化しているため、「原作を読まないと理解して観ることができない」とかいわれているようだ。原作もキリスト教にうとい日本人にはやや難解だという声すらある。
私は、原作を読んだのが一昨年(’04年)夏だったので、物語を断片的にしか覚えておらず、かえって映画を観ることで記憶がよみがえり、また、歴史的なシーンがCG化
されたりしていて、映画ならではの視覚効果も十分堪能し、興味深く鑑賞することが
できた。
ラングドンとソフィーが警察や暗殺者に追われながらも、暗号に挑み、キリスト教史上最大の“謎”を解き明かしてゆくストーリー展開はテンポが良く、スリリングである。
あまり理屈っぽく整合性など考えずに、あくまでフィクションの歴史エンターテインメントとして楽しんだ。
ソフィー役のオドレイ・トトゥが『アメリ』の時とは別人のような、知的な‘大人’を演じきっていたのも印象に残った。