今日読み終えた本

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

名著『博士の愛した数式』の小川洋子さんと『アラスカ物語』の新田次郎さんを父に持つ数学者藤原正彦さんのとの対談集。
いろんな数(すう)についての公式化される数式の様式美が藤原さんから次々に紹介されて、その都度、読者である我々は小川さんとほぼ同じレベルの目線で驚かされる。
藤原さんは「あとがき」のなかで「数学でもっとも大切なものは、文学や芸術と同じく美と感動だと思う。」と言っているが、正直言って私には本文中の公式化された数式の数々はなんか面倒くさくて、そこから美とか感動が得られるとはよく理解できなかった。