今日読み終えた本

漢方小説

漢方小説

ハードなミステリーばかり読んでいると、たまに落ち着いた純文学が読みたくなる。
本書は体調を崩した主人公の女性(31歳、独身)が5番目に掛かった医院で、ある漢方医と出会い、よくなるまでの日常が微笑ましく描かれている。
どうやら著者の実体験をある程度脚色して書かれたもののようだ。
「第28回すばる文学賞」受賞作。