今日読み終えた本
- 作者: 服部雄一
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2005/08
- メディア: 単行本
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「ひきこもり」に対する認識が新たになった。
本書では、ひきこもりは「人間と関わりを持てない病気」であり、その原因は「親子の絆の喪失」である。子どもの頃、親に本音で接することの出来なかったことがトラウマとなり、PTSDとして「ひきこもり」が発症すると説いている。
また「個人」を殺し、集団の「和」を尊ぶ日本社会に大きな問題があるとも言っている。
「ひきこもり」は単に「たるんでいる」というような精神論では治せない「病気」なのである。