今日読み終えた本

ひきこもりと家族トラウマ (生活人新書)

ひきこもりと家族トラウマ (生活人新書)

妻が興味を持って購入した本を読んでみた。
「ひきこもり」に対する認識が新たになった。
本書では、ひきこもりは「人間と関わりを持てない病気」であり、その原因は「親子の絆の喪失」である。子どもの頃、親に本音で接することの出来なかったことがトラウマとなり、PTSDとして「ひきこもり」が発症すると説いている。
また「個人」を殺し、集団の「和」を尊ぶ日本社会に大きな問題があるとも言っている。
「ひきこもり」は単に「たるんでいる」というような精神論では治せない「病気」なのである。