今日観た映画---チャーリーとチョコレート工場

チャーリーとチョコレート工場 [DVD]
8月15日の「妖怪大戦争」以来、妻と映画を観に行った。「チャーリーとチョコレート工場」。原作はロアルド・ダールの童話『チョコレート工場の秘密』である。
ダールはダンセイニやサキ、スタンリー・エリンらなどと共にミステリーの一ジャンル“奇妙な味の短編”派と呼ばれる作家で、代表作の『あなたに似た人』は有名だが、この映画の原作はお得意の“奇妙な味”のミステリーではなく、彼が創作した童話。女優の奥さんとの間にもうけた4人の子供たちを、夜寝かし付けるためにいくつか即興的に作って語り聞かしたものの一つが元になってるという。
ウォンカのチョコレート工場内部が、まるで奇想天外なテーマパークのようにきれいに描かれていた。従業員のこびとたちの働きぶりや唄とダンスも、わがままな悪い子どもたちが懲らしめられる様子も、そしてなによりも家族を第一に思うチャーリー少年の姿がいかにも童話っぽくって良かった。


ふだんは土・日もしばしば仕事で出かける忙しい妻も、珍しくこの三日間はまったくのオフで、ひさしぶりに夫婦ふたりで上高地名古屋港イタリア村、映画鑑賞と楽しくすごすことができた。