今日観た映画---THE有頂天ホテル

wakaba-mark2006-03-12


前から観よう観ようと思っていて、やっと観ることができた。
晦日、あと2時間で新年を迎える、とあるホテルで同時多発的・連鎖的に起こる
さまざまなエピソード(人間模様といってもいい)を、役所広司扮する副支配人を軸に、
リアルタイムに追いかけて、コメディタッチに描いた映画だった。
それらエピソードは紆余曲折の末、新年のカウントダウン、そして‘HAPPY NEW YEAR'と同時にすべて完結する、という具合に上手くできていた。
いまや“三谷ファミリー”といってもいいおなじみの役者さんたちに加え、松たか子、YOU、篠原涼子川平慈英オダギリジョー佐藤浩市伊東四朗西田敏行
津川雅彦など、映画ならではの豪華なキャストが、それぞれの持ち味を十分発揮していた。それゆえ単なるドタバタ喜劇になっていないところもよかった。
この映画では、年越しの夜、しかもいろんな人々が集まり、いろんな行事が行われる
ホテルというシチュエーションで、エピソードが凝縮・デフォルメされているんだろうけれども、何気なく毎日生活している私たちの身の回りでも、きっといろんなことが起こっているんだろうなあと改めて思った。