今日観た映画---魍魎の匣

wakaba-mark2008-01-21


ご存知京極夏彦の<妖怪シリーズ>第2弾。
今回はバラバラ殺人事件の謎に、お馴染みのメンバーが挑みます。
私は何年か前に原作を読んでいるので、人間関係や物語の背景がよく分かりましたが、この映画では、前半までは、いったん原作のストーリーをバラバラにして再構成
してあったためまったく初めての妻は映像だけでは理解しずらいところがあった
ようです。
昭和27年という設定でしたが、全体に横溝モノのようなおどろおどろしさが無く、
バックグラウンドミュージックも軽快で、現代の物語のようなイメージでした。
原作シリーズに必ず出てくる、京極堂の「憑き物落とし」の名場面が無かったのが残念でした。