発表!「文庫翻訳ミステリー・ベスト10」

wakaba-mark2009-11-14

講談社の文庫情報誌『IN★POCKET』11月号で恒例のランキングが
発表されました。
ミステリーファンの私にとっても興味深い、
今年どこよりも一番早い年間ベスト10です。
「読者が選んだ」「作家が選んだ」「翻訳家&評論家が選んだ」部門があり、
そしてそれらの総得点で「総合ランキング」が決まっています。


ちなみに、今年は私が読んだ文庫も何作品かランクインしていました。
以下に掲げてみますと


○総合第1位:『リンカーン弁護士マイクル・コナリー
○総合第2位:『犬の力』ドン・ウィンズロウ
○総合第2位(同点):『川は静かに流れ』ジョン・ハート
○総合第4位:『ユダヤ警官同盟マイケル・シェイボン
○総合第5位:『グラーグ57』トム・ロブ・スミス


○「読者が選んだ」第6位:『血の記憶』グレッグ・アイルズ


○「作家が選んだ」第9位:『十の罪業Red』エド・マクベイン
○「作家が選んだ」第9位(同点)『十の罪業Black』エド・マクベイン


○「翻訳家&評論家が選んだ」第9位:『水時計ジム・ケリー


ざっとこんな感じですが、本誌では20位まで載っていて、
そこまで範囲を広げると、上記のほかにも読んだ作品がいくつかありました。
今年は結構文庫翻訳ミステリーが豊作だったと思いますが、
まだ未読の作品がいっぱい紹介されているので、今後の本選びの参考にしたいと
思います。