発表!「2010年文庫翻訳ミステリー・ベスト10」
- 作者: 講談社
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/11/12
- メディア: 文庫
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発表されました。
翻訳ミステリーファンの私にとって興味深い、どこよりも一番早い年間ベスト10です。
「読者が選んだ」「作家が選んだ」「翻訳家&評論家が選んだ」部門があり、
そしてそれらの総得点で「総合ランキング」が決まっています。
今年、各部門すべてにおいて断トツ1位だったのは、大方の予想通り、
私も大ファンであるマイクル・コナリーの『エコー・パーク』でした。
ちなみに、いままでのところ私が読んだ文庫も何作品かベスト20の中に
ランクインしていました。
なかには読了後このブログ日記にまだ載せていない作品もあります。
以下に掲げてみますと
○総合第1位:『エコー・パーク』マイクル・コナリー
○総合第2位:『陸軍士官学校の死』ルイス・ベイヤード
○総合第4位(同点):『音もなく少女は』ボストン・テラン
○総合第6位:『沼地の記憶』トマス・H・クック
○総合第7位:『ラスト・チャイルド』ジョン・ハート
○総合第9位:『震える山』C・J・ボックス
○総合第10位:『五番目の女』ヘニング・マンケル
○総合第14位:『愛おしい骨』キャロル・オコンネル
○総合第15位:『フランキー・マシーンの冬』ドン・ウィンズロウ
○総合第18位:『スカーペッタ』パトリシア・コーンウェル
○「読者が選んだ」第13位:『殺す者と殺される者』ヘレン・マクロイ
○「読者が選んだ」第18位:『催眠』ラーシュ・ケプレル
○「作家が選んだ」第16位:『ガラスの鍵』ダシール・ハメット
○「翻訳家&評論家が選んだ」第13位
:『ベルファストの12人の亡霊』スチュアート・ネヴィル
ざっとこんな感じですが、未読のものとしては、「読者が選んだ」を除く2部門および
総合ベスト10の中に顔をだしている、ジョー・ウォルトンの“歴史改変ミステリー”
『ファージング』3部作に興味を惹かれました。