児玉清 生涯で本当に愛した「黄金の50冊」

wakaba-mark2011-05-27

きのう発売の『週刊文春』6月2日号に標記が見開き2ページで掲載されました。今は亡き、尊敬する「読書」の世界の大先輩の大好き
だった「本」に関する記事とあって、早速買い求めました。


「本」好きの児玉氏ならではのエピソードが綴られており、
感慨深く読みました。


「黄金の50冊」は、児玉氏ご自身が選ばれたものではなく、故人の著書や書評などで紹介された本を参考に『週刊文春』編集部がリストアップしたものでしたが、
私もかつて読んで深い感銘を受けた・その作家のファンとなるきっかけとなった作品も
数多くあり、おこがましいですが、故人との共通点を見つけたようでうれしい気持ちに
なりました。
以下に掲げると・・・


夢枕獏神々の山嶺(いただき)』(集英社文庫
重松清その日のまえに』(文春文庫)
横山秀夫『震度0(ゼロ)』(朝日文庫
東野圭吾さまよう刃』(角川文庫)
角田光代『八日目の蝉』(中公文庫)


ジェフリー・ディーヴァーボーン・コレクター』(文春文庫)
マイクル・クライトン『緊急の場合は』(ハヤカワ文庫)
ケン・フォレット『大聖堂』(ソフトバンク文庫)
パトリシア・コーンウェル検屍官』(講談社文庫)
トマス・H・クック『緋色の記憶』(文春文庫)
マイクル・コナリー『ナイトホークス』(扶桑社ミステリー)
フレデリック・フォーサイスジャッカルの日』(角川文庫)
ダン・ブラウンダ・ヴィンチ・コード』(角川文庫)
スティーグ・ラーソン『ミレニアム』(早川書房


また、リストアップされている作品の中で、未読で興味を惹かれた、
バーナード・コーンウェル『殺意の海へ』(ハヤカワ文庫)と
アーサー・ヘイリー『殺人課刑事』(新潮文庫)を
Amazonマーケット・プレイス(中古本市場)で取り急ぎ注文しました。


なお 同誌の裏表紙近くのグラビアでご自宅の、‘その重みで家が傾いた’という、
ご自慢の2万冊の蔵書を誇る書庫で本を持つ児玉氏の姿が紹介されており、
改めてその“ダンディな才人”を惜しみました。